今だからこそ、唐突に彼女に振られた原因を書き出してみる

彼女に振られた原因は何だったのか、実はまだ明確にしていなかったことに気づいた。今日はそれについて書く。

 

以前の忘備録的記事の中では、完全に彼女のせいにしている節があった。自分なりに反省点はあっても、だ。

でもそれはきっと間違いで、僕は、僕自身のせいで振られたと思っておくべきなのだ。彼女と不仲になり始めた時、誰だったか、友人にこう言われた。「俺だったらそんな彼女すぐに別れるね」と。僕はその通りだと思ったし、じゃあ僕はなんで付き合い続けてるんだろうと疑問に思った。好きだったからなのは間違いないけれど、僕はどこかで彼女を神格化していた節があった。彼女は自分にとって運命の人だという想いを根底に抱えていた。

今まで経験してきた辛く悲しい恋愛と違い、彼女と過ごす日々は余りにも理想的で、幸せで、掛け替えのないものであったのは確かだ。それが過去のものとなった今、僕は何を考え、どうすべきなのだろう。終わりの先に何があるのだろう。そんな益体もないことばかり考える中で、やはり僕は僕自身によって彼女に振られたのだと強く思い始めた。そのことについて、強く書く。自分が全て悪いんだと思って。

 

僕が彼女にすべきだったことは、彼女に対して何かできることを探す、身を尽くすということではなかった。何もしないことを、するべきだった。

彼女は今までこのブログで散々述べてきた通り、淡白だ。絶食系彼女だ(最近は似たような用例で仏男子なんて言葉も存在するらしい)。自身が淡白であることを、彼女は自分で述べたことが何度かあった。当時の僕はそれを言葉としては受け取っていながらも、頭では分かっていたものの、心で捉えていなかった。恩着せがましい親切を捨て、干渉を避けることが彼女のためになるなんて、発想として出てこなかった。しかし、それが彼女の求めたものだった。寂しいことだ。でも、一緒にいたいならどう振る舞うべきか、熟考すべきだったのは間違いない。

 

僕はもう一つミスを犯した。それは、性的な営みの話である。どう考えても、これが別れるに至った決定的な要因だ。今だから分かるし、当時の僕にアドバイスできるなら、どういう行動指針を持つべきか明確に伝えられるだろう。

エッチは苦手なのだという彼女の言葉を、僕はやはり真摯に受け止めていなかった。彼女と僕は、お互い初体験だった。最初はただ恥ずかしいということしか言わなかった。そして普通にホテルにも行けた。それが変わり始めたのは、彼女の周期に乱れが出たからだ。精神的に抵抗があれば、しっかりと避妊していたとしても、そういうこともあるだろう。そこから何かが崩れてしまった。

最初は紳士的に振る舞っていた僕だったが、やはり男であるが故に、彼女を求めた。それは彼女にとって、気持ちとしては分かっても、本当に自分のことを想って行動はしてくれないのだな、という負の感情を招く汚い欲求でしかなかった。そういった状況下で、僕はさらに駄目なやつだった。例えば、爪を切るというエチケットを守れていないことが幾度かあった。指摘を受け、謝り、そして繰り返してしまった。それはもう、ただのアホとしか言いようがない。彼女を大切にしていないのが丸わかりだ。

 

そういったことから、彼女は僕のことを褒めなくなり、好きだと言わなくなっていったのだと思う。それに対して、自己承認欲求を彼女で満たしきっていた僕は、精神的に動揺するようになり、彼女にイライラをぶつけだしたのだ。こうなった時点で、彼女との関係は末期だった。彼女のつれない態度にある程度我慢しながら、恋人らしいこともできず、淡々と週一回会うという作業を繰り返していたように思う。僕はずっと腹を割って彼女と話したいと思っていたが、結局僕は彼女の出していたサインを無視して「2人でもっとちゃんと話そう」だの「このままだと君の将来が心配だ」だの偉そうにのたまっていたわけだった。

 

そういった二つの大きな問題があって、とりわけ性的な不一致に対処できていなかったことから、僕は彼女に振られるに至ったわけだ。

あー…。そりゃまぁ振られるわな。そんな感想しか出てこない。どうして俺ってこんなにも馬鹿なんだろうか。偽善者ここに極まれり、という感じだ。だから、彼女に問題があったことを認めるにせよしないにせよ、僕は僕自身の問題として、大好きだった彼女に振られたという事実を考えるべきなのだ。

 

そういった自己反省の視点を持ってもう一度このブログを最初から読んでみると、時系列に沿いながら、いかに彼女が異質な(もう僕にとっては異質でも何でもないが)存在かを、まるで三文記事の様におもしろおかしく書いているようにしか見えない。でも、それはそれでいいのだとも思う。様々な側面を残していくことが、このブログの、ひいては自分にとっての意義だと感じるからだ。

 

少し前向きになり始めた今、書いておきたかった。俺は馬鹿なんだということと、それが分かったということを。またきっと振り返りもするだろう。ここは、僕の感情の流れをトレースする掃き溜めだ。そういうことだ。

 

いつか、明るい話ができるのだろうか。

たぶんできるのだろう。

そう最近は思える。